鈴鹿スカイライン ( 武平峠 ) を ヒルクライム してみた

鈴鹿スカイライン ( 武平峠 ) を ヒルクライム してみた

こんにちは、Mikawaです。
愛知県ではないですが、お隣三重県の鈴鹿スカイライン(武平峠)をヒルクライムしてきました。
初めてのまともなヒルクライムで、いろいろと勉強になりました(^^;)
経験した内容や、感想などを書きたいと思います。

1. 鈴鹿スカイライン を ヒルクライム したきっかけ

大きく3つの理由があります。

1つ目の理由は、「 ヒルクライム 」自体が未経験で、単純に体験してみたかったからです。
近所にはヒルクライムと言えるほどの道はないこともあって、身近でない感もありました。
ただ、 「ヒルクライム大好き」「一度ヒルクライムすると達成感にハマる」など、ネット上の記事を眺めるたびに自分も体験してみたいと思っていました。

2つ目の理由は、「鈴鹿スカイライン」について、興味があったからです。
この道は、「菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイライン」というヒルクライム大会のコースになっています。
近場の大会について調べていたときに、このコースについて知って興味がありました。
持っているヘルメットの関係で参加できなかったのですが(※)、いつかは走ってみたいなと思っていました。
(※)ヘルメットの件は、少し前に別の記事で触れています
クロスバイク の ヘルメット 選びで満足していたら、最近少しだけ後悔したこと 【大会に出場できないこともあるヘルメットだった】

3つ目の理由は、家族が妻の実家に帰省していて、一人の時間があったからです。
いつものように帰りの時間を気にする必要もありません。
なので、いい機会だと思い、少し遠くまで行って、自由時間を満喫しようと思っていました。

2. 鈴鹿スカイライン の紹介

ここで鈴鹿スカイラインについて、私なりに調べた内容を紹介したいと思います。

鈴鹿スカイライン_GoogleMap抜粋

鈴鹿スカイラインは、三重県菰野町にある、国道477号の一部区間のことを指します。
近くには湯の山温泉や御在所岳があります。
新名神の 新四日市JCT – 亀山西JCT が2019年3月に開通し、途中にできた菰野ICが近くにあることで、自動車でのアクセスはとても良いです。
名古屋でいうと1時間弱で着くことができます。
ゴールである頂上は、武平トンネルになるようで、コース自体は武平峠(ぶへいとうげ) とも呼ばれているようです。

菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイライン 公式サイト のによると、コース情報は以下になるようです。

  • 計測距離 7.8km
  • 走行距離 8.0km
  • 平均斜度 8.4%
  • 最大標高差 660m

過去の大会結果を見ると、早い人だと約25分でゴールするとありました。

3.当日の流れ と 走行記録

当日は昼ご飯を食べて、車に自転車を積み込んで出発しました。
伊勢湾岸自動車道も、新名神も特に渋滞がなく、スムーズに到着しました。
この日は一面曇り空でしたが、そこまで雨は降らないだろうと思い、出発しました。
※出発時に御在所岳の方面を撮った写真は以下です

アクアイグニスP2から御在所岳方面

走り始めて1kmくらいはまだ勾配もゆるく余裕がありました。
ただ、その後はずっとしんどかったです。

きつくなったら軽いギアに変えてゆっくり行けばいいや と思っていましたが、スタートから10分後にはギアを使い切っていました。
私のクロスバイクの場合、フロント3段階で、通常のサイクリングだと真ん中から変えることもほとんどありません。
が、今回は早々にインナーです。

途中左手にお食事処が見えたスタートから15分過ぎた辺りで、遂に足をついてしまいました。
そこからはキツくなるたびに足をついて、何回足をついたか覚えてないほどです(^^;)
当日の朝は67.0kgで体重も増えてましたし、最近は運動不足気味だったので、完全な準備不足でしたね。

全体の半分くらい来るとトンネルがあります。
そこからの見晴らしでもだいぶ上まで来た感があります。
※写真は帰りに下っているときに、トンネルを過ぎた辺りで撮影したものです

鈴鹿スカイライン(トンネルより下)

途中で足に加え腰も痛くなってきて、ヒルクライムは腰に来るのかな、とか考えながら休憩していると、林の中に何か動物がいるのに気付きました。
「黒茶色っぽい・・・熊? でもサイズ感は小さいかも」とビビりながら様子を見ていました。
熊ではないかな、と思って通り過ぎようとすると、なんとカモシカでした。
そのときの写真がコレです。

森の中にいるカモシカ

実は林の中と向かい合う形で道路側にもう1頭いて、3mくらいの距離で野生のカモシカを見ることができました。

もう少し上まで上がってくると、九十九折りの道も出てきます。

鈴鹿スカイライン(九十九折り)

コーナーには黄色の減速帯が多くありました。
帰りに見晴らしの良さそうなところから写真を撮ってみました。
もう少し晴れてたら良かったんですけどね。

鈴鹿スカイライン(九十九折り2)

スタートから約1時間18分後、遂に武平トンネルに到着しました。
速い人が約25分ならば、2倍の50分あれば行けるかなと思っていましたが、3倍以上かかりました。

鈴鹿スカイライン(武平トンネル前)

武平峠の看板も近くにありました。

武平峠 看板

トンネルの看板には標高も書いてあります。
標高815mという数字を見ると、けっこうのぼったなと実感が湧いてきます。

武平トンネル 看板

Garmin Connect で走行データを見ると以下の感じです。
新名神よりも東側からスタートしていることもあって、実際の走行距離は9km超でした。

GARMIN Connect Map

高度は、ほとんど一定の感じで上がっている印象です。
心拍数が急に下がっているのは、足を付いて休んでしまった箇所ですね。

GARMIN Connect グラフ

下の統計データに書いてある高度上昇は566mとなっています。
ただ、最高高度772mから最低高度112mを引くと660mの高度上昇となります。
このあたりの数値が合わないのがなぜかはよくわかっていません(^^;)

GARMIN Connect 統計

この後下山したわけですが、達成感の余韻を味わいながらゆっくりと下っていきました。
ブレーキを握ってばっかがこんなに握力使うものなんだ、というのも初めて知りました。

4.アクアイグニスを活用させていただきました

今回、菰野IC からも、鈴鹿スカイラインからも近い、アクアイグニスを活用させていただきました。
私も行くのは初めてです。

アクアイグニス 案内板

まずは駐車場です。
アクアイグニスには、P1, P2, P3, P4駐車場とあるようです。
今回国道477号と線路を挟んで遠い側にあるP2駐車場を利用させていただきました。
P1, P3は建物に近いこともあり混雑していましたが、P2は私の他に1, 2台しか停まっていませんでした。

ヒルクライムに向かう前にトイレを借りがてら、全体的に見て回りました。
まず外観も内装もオシャレです。
スポーティな服装で歩いていると場違いな感じになりました(^^;)
休日ということもあり、子供からご年配の方まで、幅広い年代の方でいっぱいでした。

その後、ヒルクライム終わりには、お風呂と食事のためにまた利用させていただきました。
夕方の時間ということもあってか、少し混雑し始めていましたが、よく行く銭湯(喜多の湯)と比べたらゆとりがありました(笑)。
お風呂はとにかく上品でリラックスできる感じです。
ヒルクライムの疲れが本当に癒されました。

その後は、晩ご飯です。
今回は、和食の「笠庵」で、唐揚げ定食をいただきました。
お値段は喜多の湯の倍以上しますが、味は本当に大満足です。
ご飯と汁は1回おかわりできるのも、ヒルクライム後にはありがたかったです。

笠庵 唐揚げ定食

今回初めて利用させていただき、とても満足できました。
家族と来ても絶対に楽しめる施設と思ったので、別の機会にも是非利用させていただきたいと思います。
(またヒルクライム時に利用させていただけるとありがたいです)

最後に

今回、初めてのヒルクライムを経験できて、一人で過ごした休日を充実させることができました。
鈴鹿スカイライン は愛知県からアクセスしやすく、周辺に施設も整っているので、利用しやすいのではと思います。
ヒルクライム自体は思っていたよりも大変でしたが、達成感を味わうことができました。
次はもう少し練習とダイエットをしてから、今度は挑戦したいと思います(笑)。

鈴鹿スカイライン や ヒルクライム について調べている人たちの参考になればうれしいです。

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