ビンディング「SPD」に興味が出たが、RACE FACE のフラットペダル ( RACEFACE chester PEDAL ) に変えて、結果良かった

ビンディング「SPD」に興味が出たが、RACE FACE のフラットペダル ( RACEFACE chester PEDAL ) に変えて、結果良かった

こんにちは、Mikawaです。

ロードバイクを乗っている人の多くは、ペダルとシューズを固定を固定するビンディングを利用している人が多いと思います。
クロスバイクに乗っている私も、少し前にビンディングに興味が出ました。

ただ、結果としてペダルを買ったときに付いていたデフォルトのフラットペダルから、RACE FACE のフラットペダル ( RACEFACE chester PEDAL ) に変えただけで満足できている、という話をしたいと思います。

1.ビンディングペダルに興味が出たきっかけ

自転車屋さんでこのような冊子を見かけました。

初めてのサイクリングシューズ&ペダル たのしい自転車シリーズ vol.1

※今はvol.8まであるみたいです。 ポップなイラスト付きでわかりやすいですよね。

この冊子によると、メリットとして

  • 速く走れる
  • 坂道がラクになる
  • 長距離も楽しめる

というのがあるとのこと。

なぜこのようなメリットが生まれるかというと、

  • シューズとペダルが固定されていることで、「踏む力」に加えて「引く力」も推進力にできる
  • シューズのソールが固いため、力が伝わりやすい

という2点から来るみたいです。

週末に20km~50kmくらい乗っている私の場合、速く走ることを重視しているわけではないですが、今までの8、9割の力で同じくらいのスピードが出ればいいなとは思います。

あとは経験したところからだと、フラットペダルの場合、シューズが滑ってペダルから外れたりすることがよくあって、それが立ちこぎしているときだとバランスを崩すときもあって危なかったなという思いをすることがありました。
固定されてペダルから滑らないようになっていれば、こわい思いもしなくてよさそうだと考えたわけです。

そのような考えがきっかけとなり、ビンディングについて調べてみることにしました。

2.クロスバイクでビンディングにするならば、シマノの「SPD」という判断をする

上記の冊子にも載っていますが、ビンディングはMTB用途の2穴タイプと、大きくロードバイク用途の3穴以上のタイプの大きく2種類があります。

MTB用途の場合、
メリット: ①脱着がしやすい ②靴底が平らで歩きやすい
デメリット: ロード用途よりは効率が落ちる

ロード用途の場合、
メリット: 力が高効率で伝わる
デメリット: ①MTB用途よりは脱着にコツがいる ②歩きにくい(床で滑ったり、クリートという固定部分が靴底より出っ張っているためペンギン歩きをする必要があったり)

私はぶらぶら乗っているときにコンビニ等も立ち寄ることもあります。
その際にペンギン歩きをするというのは気軽ではないな、と思ったのでMTB用途が合っていそうだと思いました。

MTB用途のビンディングについて簡単にネットで調べたところ、クランクブラザーズ、グランジというメーカーもあれど、調べて出てくるのはシマノが多く、後で自転車屋さんで見てみると置いてあるのもシマノが多い印象で、定番なのかなと感じました。(定番大好きです、クロスバイクもGIANTですし)

シマノのMTB用ビンディングは「SPD = Shimano Pedaling Dynamics」という名前ということまでは調べました。

ただ、SPDには片面タイプと両面タイプがあったり、クリッカーという種類もあったり、クリートにもシングルとマルチがあったり、いろいろ種類があるようでしたので、ここから先はお店に行って現物を見たり、話を聞いてからにしようと思いました。

3.近所の自転車屋さんに行ってみる ⇒ SPDのビンディングから RACE FACE のフラットペダルに心変わりする

近所のスポーツバイクがメインで置いてある自転車屋さんに行ってみました。

まずは1番値段が高くなるであろうシューズから見てみようとしたところ、ロードバイク用途のシューズはたくさんありますが、SPD用のシューズが見当たりません。

もしかして、たまたま店頭に出ているのが売れてしまっただけで裏にはあるのかなと思い、店員さんに聞いてみると、
「うちはSPDとかMTB用のシューズは取り扱いがないよ」
とのことでした。

お目当てのものの取り扱いがないことがわかり、困惑している私に店員さんは続けます。
「MTB用のビンディングを探している人には、この平ペ(フラットペダル)を進めているよ」
と見せてくれたのが、RACE FACEのフラットペダルでした。

RACE FACEのフラットペダルをオススメする理由として、

  • ペダル面が大きくて、滑り防止のピンが立っているため、普通のスニーカーでもしっかりペダリングができる
  • フラットペダルであれば、履きなれた靴で乗れる ⇒ 靴を別で持たなくてよいから経済的

ということを聞きました。

試乗してみなよということで、乗らせてもらうと、ピンが片面で8本立っている影響か、立ちこぎしようが回転数を上げてみようが、まったくシューズがペダルから滑らず、確かにしっかり踏める感がありました。

あとは少し気になっていたのが、ピンの影響で靴底がピンの形で穴があいたりしないのかな、とも思っていましたが、特にへこんだりっていうこともありませんでした。(ちなみに靴はニューバランスの普通のスニーカーです)

あとはペダル+シューズで安くて16,000円以上はかかる、クリートも消耗品でランニングコストもかかると思っていたのが、ペダルを変えるのみならば半値以下で済む、というのも決め手になり、SPDのビンディングからRACE FACEのフラットペダルに心変わりしました。

4.購入 ⇒ 1ヶ月ほど乗った結果・感想

このRACE FACEのペダルは、

  • ブラック
  • レッド
  • オレンジ
  • イエロー
  • グリーン
  • ターコイズ
  • ブルー
  • パープル

と色展開も豊富です。私は無難かもとは思いましたが、ブラックにしました。

ペダルを交換してから1ヶ月ほど乗ってみましたが、やはりペダルは滑らないので、ペダルを変える前と比べこわい思いをすることもなくなりました。

ペダリングについて、すごく楽になったかというとそういうわけではないです。
ペダルとシューズが固定されているわけではないので、「引く力」は使っていないことになるからでしょうか。

ただ、同じ15kmほどの距離を3,4回乗ってみたときの平均速度を比較してみると1~3km/h程度速くなっていました。

1点不満というほどではないですが、信号待ちなどでペダルを上に引き上げるときに、ペダルに付いているピンをふくらはぎなど肌が露出しているところで直接触ってしまわないようにという点は気を付けています。

最後に

ということで、総合的には機能面でも満足し、経済的にもSPDのビンディングにするよりも安かったので、結果として良い選択ができたのかな、と今の段階では思っています。

速く走りたいけど、ビンディングペダル&シューズを使うのに抵抗がある方などに対し、少しでも参考になればうれしいです。

<Wiggleの商品サイトはこちら>
 Race Face – Chester Flat ペダル

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